2018年5月10日木曜日

「新聞記事を使った読解力養成講座」

ホームページに使用している文章と同じですが、あらためて「新聞記事を使った読解力養成講座」のご紹介です。今ターム、一昨日から開講しております! 千里の道も一歩から。できないからこそのチャレンジ。「新聞が読めるようになる」ことの喜びを、おすそ分けしたい!



新聞記事を使って、スペイン語の読解力を身につける講座です。

現在は、インターネットによって、日本にいながらでもあらゆる世界のあらゆるニュースが手軽に読めるようになりました。スペイン語の記事も、探せば各国のニュースの政治状況からゴシップまで、様々な記事にアクセスすることができます。



このクラスでは、文法を一通り習った方が、辞書を引きながらご自身の興味あるスペイン語のニュースを読めるようになることを目指します。見出しに現れる表現や、新聞によく使われる言い回し、少し堅い文章で使われる単語、文化的な背景をもつ意味の言葉など、先生と一緒にきちんと構文を取り、意味を確かめながら読み続けていくことによって、ある程度の長さのあるものでも確実に読めるようになっていきます。

語彙力を増強したい、文章を読むときに辞書を使う回数を減らしたい、と思っている方にもおすすめです。新聞の記事には言い換えが多く、さらに“類語マニア”の中園先生が繰り返し語彙の増補をしてくれます。ビジネスの場面で使うのにふさわしいフォーマルな単語や、DELEの試験でも重要になってくる類語の知識も身につきます。

例えば、potenciarという動詞が記事に出てくれば、「強化する」の意味をもつその他の動詞、fortalecer, afianzar, reforzar, estrechar, desarollar などが学べます。

先生の板書では、“apostar por「期待する」は、contar conとも近い”、“tras「~の後で」の使い方は、después deと同様”、“propicio「適した」は見慣れてなくても、apropiado, adecuado, idealも似たような意味で、さらに idóneoという単語もある”等といったことを解説していただけるので、これらをきちんと復習して身につけていけば、次に同様の記事を読むときのハードルがぐんと下がります。

記事のテーマだけでなく、教材としてネットで読める様々な国の様々なメディアを使うので、それらを知ることができるのも大きなメリット。「何でも読めるから、逆に何を読んだらいいか分からない」という人には、“そんなサイトがあったのか”という発見や、“この新聞のこのコーナーは面白そうだ”という絞り込みをすることができるようになるでしょう。

講師はコロンビア大使館にお勤めの中園竜之介先生です。授業の合間やレッスン後に、スペイン語諸国のミニ情報を聞けるのも、通学スクールの醍醐味!

忙しい社会人の方にも無理なく続けていただけるよう、月に1回のクラスです。レベルの目安として、DELEのB1以上を取得されている方向けです。ご希望の方は見本としてこれまでの教材をお送りしますので、どうぞお気軽にお問合せください。

※お問合せ、お申込み tameike@hispanica.org まで。