2017年1月27日金曜日

【訳してみた】Chino y Nacho, Andas En Mi Cabeza ft. Daddy Yankee

昨年末からやたらと気に入ってしまって、
何十回と聞いた(見た)この曲。


ラップみたいな部分もあるし、
歌詞の量が多そう、と思っていましたが、
ところどころ端折りながら、訳してみました。


Chino y Nacho、ベネズエラの二人組のようですね。
ラテンポップスのなかでどんな位置づけなのか、
どれくらいヒットしたのか、知識がありませんが、
まあ、とにかく、ごきげんな恋愛賛歌です。

訳には、間違いもあるかとは思いますが、
詩の翻訳は創造であり、誤訳であればあるほどいい、
と、萩原朔太郎が書いているのを読んで自信をもった、
と、先日の日西クラブ定例会で伊藤昌輝先生がおっしゃっていました!

というわけで、大胆にも「訳してみた」。

 * * *

Chino y Nacho,  Andas En Mi Cabeza ft. Daddy Yankee(仮訳)

まなざしが僕を裸にする
なぜそこまで僕をおろかにする
感情を閉じこめられるなら
知らなかったことにして生きていきたい
これまで生きてさえいなかったなんて
もし君が行ってしまったら
痛みの中に生き続ける
決して知ることはなかった痛み

風のなかの砂のように
コンパスも行き先もない
こなごなでからからの
人の姿に見えるだろうけど
体はあっても魂はない
もし君が行ってしまったら
痛みの中に生き続ける
決して知ることはなかった痛み

君が頭から離れない
いつもどんなときも

世界がひっくり返る
君のせいで僕はコントロールできない

僕の中で空想が回り続ける
君と結ばれて
永遠に君を愛する空想が

想像してみて 知らないことを知ること
僕は12時になったらオオカミになる
奪いたい相手がいなかったら
壊れるまで群れの中で暮らすよ
街中には争いごとばかりだし
いつだって良識は腐ってる
でも僕は立ち向かう女性に出会った
君が大好きなんだよ 君が

君を一人になんて決してしない
決して 決して一人には
君のために武器だって持つ
子猫たちに僕をコントロールさせない
あいつらは僕が正気か疑っているんだ
でも君も僕を愛している
ただ僕の愛だけを求めて
僕の愛だけを

君が頭から離れない いつもどんなときも
世界がひっくり返る 君のせいで僕はコントロールできない
君のせいで空想が回り続ける
君と結ばれて
永遠に君を愛する空想が

もし君が去ったら 愛は終わるだろう
君が僕にくれたもの そして痛みが来る
僕は一人 この世界をさまようよ
行方もなく あてもなく
もし君が去ったら 愛は終わるだろう
君が僕にくれたもの そして痛みが来る
僕は一人 この世界をさまようよ
行方もなく あてもなく

君は僕の女神で 言葉で ハーモニーだ
君は僕を憂鬱の中に窒息させる水だ
この3人の曲に乗せて君に届けるよ
詩に姿を変えて 君が受け取れるように 君の心が揺れるように
ロマンチックだろう でも残酷さも込めてるけどね!

君が頭から離れない いつもどんなときも
世界がひっくり返る 君のせいで僕はコントロールできない
君のせいで空想が回り続ける
君と結ばれて
永遠に君を愛する空想が