2016年10月4日火曜日

ボラーニョ 第三帝国



今、ロベルト・ボラーニョの「第三帝国」を読んでいます。訳者の柳原先生曰く、この本は熱海のホテルに長期滞在しながら読むと臨場感があっていいとのこと。わかる気がします。そして、どういうわけか、読んでいると夏目漱石の「坊ちゃん」を思い出してしまいます。エキゾチックな世界に引き込まれ読みだすと止まりません。

イスパニカでは柳原先生のラテンアメリカ文学講座が10月から開講されます。ボルヘスとボラーニョ、アジェンデとガルシア・マルケスなど、毎回二人の作家を取り上げ、文学史上の立ち位置や作風を解説します。文化的な背景がわかれば、より深く作品を楽しむことができます。さらにそうした知識を持って原書に挑戦できれば、この上ない勉強になりそうです。文学が専門で多数の訳書を世に出されている柳原先生のクラスが楽しみです。

ご興味ある方は是非!

10月13日(月)19:00〜20:00 無料体験クラスあります。

詳細はこちらです。
http://www.hispanica-academia.org/news/hp0001/index.php?No=319&CNo=1