2017年7月9日日曜日

Súbeme la radioのアクセントとme

今さらながら、最近よく聞いているEnrique Iglesiasの“Súbeme la radio”。


"Yo no te miento, todavía te espero(君にウソはつかない、まだ君を待っている)"と歌っているので失恋の歌かな、と思っていたら、やはりでした。〈訳してみた〉をやってみようかと思いましたが、こちらにすでに素晴らしい全訳があったので、控えます・・・。


この歌、個人的に説明したくなるのは、タイトルSúbemeのuの上についているアクセントと、動詞の後にくっついているmeです。

Súbemeは、動詞subir(上がる、上げる)の命令形subeに、代名詞me(私に)がくっついています。meは間接目的語(~に)で、直接目的語(~を)はla radioなので、直訳すると、「私に対してラジオ(のボリューム)を上げてくれ」となります。subeとmeがくっつくことで、アクセントの位置が変わってしまうので、動詞subirにアクセントを残すために、アクセント記号がついています。

ほかにも、radioはoで終わるけれども、女性名詞なので定冠詞はlaであることとか、語学的にはいろいろお伝えしたい・・・ですけど、Enriqueがカッコいいので、歌を聞いてもらえたら、それでいいです(笑)。

このPV、キューバのハバナで撮影されているのですね。私、8月にキューバ、行きますよ! この話もまたあらためて・・・。