2017年5月5日金曜日

6月1日無料体験レッスン_みんなで読む物語とエッセイ

翻訳者の宇野和美先生と一緒に、原書を読み進めるクラスです。
多くのすぐれた文章を「読む」ことは、読解力だけでなく、
話す力、聞く力、書く力、スペイン語力のすべての底上げにつながります。


みんなで読む物語とエッセイ

※6月1日(木)無料体験レッスン19:00~20:00※
要予約 tameike@hispanica.orgまで


原書で文学を味わいながら読み進める「みんなで読む物語とエッセイ」。6月から新しいテキストに取り組みます。

今期にみんなで読んでいくのはMariana Enriquezの“Las cosas que perdimos en el
fuego”(Anagrama社、2016年)です。



(Anagrama社内のページへのリンクはこちら。)

Mariana Enriquezは、1973年アルゼンチン生まれ。サマンタ・シュウェブリンと並んで、スペイン語圏で今最も期待の高い新鋭のひとりです。向かいの通りにいたホームレスの少年が殺されたのではと不安におびえる若い女性、自分の爪やまつげを抜いてしまう少女、9歳にして連続殺人犯として名をとどろかせた少年など、普遍的な人間の心理に訴えて恐怖を呼びおこす11編をおさめた注目の短編集。うち1編は、昨年12月雑誌The New Yorkerに英訳が掲載されています。

講義は1回で10~12ページを読み進めます。クラスで解釈を確かめながら、本格的なスペイン語文学の作品を読破しましょう。

■開講スケジュール
 ※6月1日(木)無料体験レッスン19:00~20:00※
 第一・第三木曜日 19:00~21:00【120分*8回】
 6月15日、7月6日、7月20日、8月3日、9月7日、9月21日、10月5日、10月19日
 (上記の日程で本の前半部分を読みます。後半はあらためて日程を設定します。)

■受講料
 43,200円(税込)
 ※テキスト代2,600円
 ※イスパニカの受講が初めての方は入会金10,800円が必要です

◎講師
宇野和美(うの かずみ)
東京外国語大学スペイン語学科卒業。出版社勤務を経てバルセロナ自治大学修士課程修了。訳書は、『ちっちゃいさん』(講談社)、『ポインセチアはまほうの花』(光村教育図書)、『むこう岸には』(ほるぷ出版)、『雨あがりのメデジン』(鈴木出版)など30点あまり。武蔵野大学、東京外国語大学講師。

※お申込み、お問合せは、tameike@hispanica.org まで。