次号は、27日(金)配信予定です。
おすすめの語学書を紹介するコーナーなど内容充実。
ミニ・エッセイは「忘れられないスペイン語」をテーマに、
イスパニカにかかわる人達にエピソードを紹介してもらっています。
講師の先生方など、さまざまな方々にご執筆いただいていますが、
これまでのものから1本、本橋が代筆したものをご紹介します。
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大学でスペイン語を学んでいた私からすると
ちょっと不思議な感じもするのですが、
イスパニカのベテランスタッフたちは、
社会人になってからスペインに魅せられて
スペイン語を勉強し始めたという者ばかりです。
通信添削部門と経理を担当する二上もそのタイプで、
彼女は20代のときに当時勤めていた銀行をやめて、
スペインに留学しています。
「忘れられないスペイン語」第6回として話してくれたエピソードは、
当時の買い物。
なぜそれが必要だったかも覚えていないそうですが、
「釘(くぎ)」を買いたくて、
ホームステイしていた家の近くの、
ごくごく小さな雑貨店に行ったそうです。
そこで、店番をしていたお兄さんに
「釘(clavo)をください」と言うつもりで、
言ったのは、「calvo(禿げ頭)をください」。
そのお兄さんも面白い人で、
「お前が欲しいのはこれかい?」と、
店の奥からおじいさんを連れてきて、
その禿げ頭をかかえて二上に差し出したのだとか。
彼女のスペイン留学は他にも笑えるエピソードが満載で、
私はランチに出かけるたびに涙が出るほど笑わされています。
機会があればまたご紹介したいと思います。(本橋)
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