2017年1月18日水曜日

スペイン語に翻訳出版された日本の絵本

あ、この絵本、見たことある、と思った方。
あれ、でも? と思った方。
そうです。
これ、『おふろだいすき』のスペイン語版なのです。

日本語版はこちら。


一昨年の夏にプラド美術館へ行ったとき、
そこの売店で『ぞうくんのさんぽ』のスペイン語版を購入しました。

ほかにも日本の絵本でスペイン語に翻訳出版されているものがないかと、
探して見つけたのがこちらです。

この本、小学校2年生のときに、新任だったT田先生が読んでくれた、
というのを鮮明に覚えているのですが、
奥付を見ると、初版が発行されたのが、まさにその年なのです。

つまり、その先生は、名作となっていた絵本を読んでくれたのではなく、
発売されたばかりの絵本を読んでくれていたわけです。

その絵本が、2017年の今、奥付によれば108回も増刷を重ね、
さらにスペイン語にまで訳されて世界中で読まれている。
そして、私がまたこうしてこの絵本にめぐりあっている運命。

私が勉強を兼ねてスペイン語版を音読していると、
隣で小学生の子どもたちが日本語版を併読します。
絵本の力はすごいです。

絵を描かれた林明子さん、大好きな作家です。



も、



も、うちの子供たち、大好きです。
もちろん、私も。