2016年12月13日火曜日

スペイン語作文の方法(構文編)

お薦めのスペイン語参考書の紹介です。今日紹介するのはこちら。



構文に主眼を置いた作文のテキストです。
165の構文のパターンが掲載され、その解説もとても詳しくわかりやすいです。
日本語の発想に引きづられてしまうとスペイン語で表現するのに苦労してしまうことがよくあります。そんなときも構文的な発想を変えると、すっきり、そうやって言えばよかったのか!と目から鱗が落ちることがよくあります。

各構文の例題の解説も非常にわかりやすく、練習問題も充実しているので全部こなせば相当、力がつくと思われます。

中級の一歩先を目指すための参考書としてお薦めです。

余談ですが、個人的にこちらの参考書の例文のセンスがツボに入ってます(笑)。
参考書にしては珍しくなぜか、ネガティブなテイストの文が多いのですが、せっかくなのでベスト3を発表させていただきます。

以下、引用です。

3位
構文71「運転手の不注意でバスが木に衝突した」
–交通事故ですね、、、

2位
構文59「その飛行機は空港に着陸するときに機体が二つに割れた」
–大事故ですね、、、

1位
構文23「現代社会は差別と偏見に満ちていると私は確信している」
–何かあったのですか、、、

他にも、うなってしまう例文が多数あってそれぞれが心に深く刻まれます。
CDもついて音声からも覚えられるので、スペイン語の総合力の底上げにぜひ!